ぬかずけを作ってみました。
せっかく農薬を使わない米ぬかがあるのに使わない手はない。と思いネットで調べて炒ったぬか1㎏、しお、こんぶ、干しシイタケ、鷹の爪、捨て漬け用の野菜、を準備してぬかに塩水を入れてねり、つぎに残りの材料を入れて一日2回かきまぜ3日くらいしたら捨て漬けようの野菜を取り換え10日くらいで終了。こんぶ、しいたけ、捨て漬けようの野菜は取り出します。
つぎは本漬けです。好きな野菜を洗ってふき取りぬかどこへ入れ均します。今回はなす、きゅうり、ごぼうを入れてみました。
切り方がいまいちなのでおいしく見えませんがまずまずの味です。その後人参、カブ、キャベツ、だいこん、セロリなどを漬けてみましたが、かぶが一押しです。漬物だいすき人間としてはこれからいろんなものを漬けてみたいと思います。
日中、田んぼを見て歩いたらカモがゆうゆうと泳いで逃げようともしない。カモは、夜たくさん来てガアガア鳴いて朝になると一羽もいなくなるのに珍しい。日中見かけてもすぐに飛び立ち行ってしまうのだが。
最後の仕上げ、色彩選別機。
その名の通り色の違うものを選別して不良に振り分ける機械です。
あまりお金がないので大型のものは買えませんので、一俵づつ投入するタイプです。能力もあまりないので時間がかかります。着色米、青米、もみ殻、そして異物などをはじいてくれます。100%とはいきませんが、これがなければお客さんに直接玄米を売るのは難しいと思います。
色彩選別機が終われば米倉庫に保管し出荷待ちとなります。
収穫も終わり田んぼに米ぬかを撒いて水を張り冬期湛水が終了しました。
水を入れた途端サギが現れて何かをつまんでいました。
サギは人を見た途端にすぐ逃げます。合計2羽見かけました。
これから夜は、カモのねぐらになります。
10月1日の朝、フェイスブックを見たら秋田のファームガーデンたそがれの菊地さんが田んぼがぬかるみコンバインが入れず手刈りをしなければならず人手が不足しているとヘルプが出ていました。去年私は不耕起栽培をそこで教わり現在に至ってますので、朝一、急に秋田に行くことに決めました。いきなりだったため8:00にしか出ることができず、着いたのが10:20になってしまいました。すでに5人ほど応援にきており合流して手刈りしました。・・・・がしかし、完全に手刈りのみはめったにやらないので体がついて行かず。
しかしながら、東京からの応援や、北海道からコンバインを持ってきて、ただで置いて行ったり、そのほかにも連日応援があるようです。すべては菊地さんの人徳のなせるわざです。すばらしい。
9月29に稲刈りが終了しました。
順調に進む予定だったが、台風崩れの温帯低気圧のおかげで稲刈り前に強い雨が降り、結構ぬかるんで危ない状況だったが何とか刈終わることができた。
9月30日に籾摺りを行ったがなんと!!!収量8.1俵/10a、目標の8俵をクリアすることができた。今年から始めた光合成細菌、くず大豆のおかげか・・・非常にうれしいです。
不耕起栽培と慣行栽培の穂の長さと着粒数を調べてみた。
上が慣行栽培、下が不耕起栽培、どちらも比較的長いものを選びました。不耕起栽培が約23㎝、慣行栽培が約21㎝、着粒数は不耕起栽培が155粒、慣行栽培が110粒でした。昨年とほぼ同じ結果です。
おまけですが、田んぼの水を落とす際に排水パイプに網を付けて何がいるか調べてみました。
なんと気持ちが悪いことにゲンゴロウがどっさり、あとはふなが一匹、ゲンゴロウがこれだけいるということは気持ちの悪い幼虫が・・・・・。昨年はタナゴがどっさり取れました。毎年変わるんだな。あと今年はタニシがかなり発生しました。
草取りは3回目となるが、稲も元気がいいが、今年の草はいやに元気がいい、昨年は4回やったのでわからなかったのかもしれない。いかに農薬を使わないとはいえこれを見るとややめまいがしてくる。でもとらないわけにはいかない。サングラスして黒い網をかぶって万全の態勢でやっていたが、夕方になってサングラスで見づらくなりサングラスをとって草取りをしたら・・・・やってしまった。目に穂がちくり、ごろごろして涙が止まらない。眼科にいったら傷がついていたらしい、大したことがなくてよかった。気を付けよう。
稲の様子
現在の稲の様子です。ドロオイムシの被害もすっかりなくなり慣行栽培を追い越そうとしています。だが、昨年は穂が出るころからイネアオムシが大発生して葉っぱを食べられ芯だけが残り無残な姿になりました。今年の発生は????どうでしょうか。
これからやることはエンザーの葉面散布です。動力散布機を背負って田んぼの中を歩くのは、暑さも重なり地獄のようです。汗汗汗。
イネクビホソハムシの次はやっぱりドロオイムシ、当然だよな・・・・成虫がいるんだから次に幼虫がでてきてもなんらおかしくない、成虫の被害が少なくてよかったと思ったらドロオイムシが去年なみに発生している。(去年は成虫を見逃していたのかもしれない)
そこでイネクビホソハムシの時のブログに書いたがクルミの木の枝で振り落すことにした。気休めかもしれないが落とすことによってアメンボの餌にもなるのでいくらかはいいと思う。
だけど稲をみてみるとやっぱり去年なみの被害になったと思う。ドロオイムシが終息すれば稲の生育が遅れながらもなんとか追いついてくれると思うが。・・・・なにかいい手はないものかな?
そんななか、トンボが次々とヤゴから出て羽の乾くのを待っている。ほっとする光景だ。