佐藤 健一 

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04月

催芽及び播種

 4月1日に浸種を終了して催芽器にて催芽を開始。温度は25℃(慣行栽培は32℃)で約2日間で終了。浸種の仕方で最新情報があり、発芽率を上げるためには最初の浸種温度を12.5℃にしてそれから低温にすれば発芽率が上がるそうです。(慣行栽培は催芽器で常時13℃で浸種)今年は間に合わなかったので来年試してみようと思っています。昨年は発芽率が悪く田植えで欠株が多く苦労しました。今年はどうかな?

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 去年は芽の出かたがたりなかったので今年はしっかり出したが、やや出過ぎの傾向がある。

 

 芽出しが終わって4月4日に播種を行った。

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 スズテックの播種機で80g撒きの条墦です。今年で2回目ですがなかなか調整がうまくいきません。でも何とか132枚2.5時間くらいで終了しました。

 使用した土は花巻酵素の自然育苗用土を床土に19袋、覆土に10袋使用しました。化学肥料を使わない土ですが値段が高く厳しいので来年は床土にのみ使用して覆土は肥料の入らないものを使おうと思います。

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 育苗器の温度は22℃(指定は20~25℃、慣行栽培は32℃)に設定して1mmくらいを目安に約4日くらいかかってめだしをします。

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 なぜ慣行栽培に比べてすべて低温で行うかというと、慣行栽培は2.5葉程度の稚苗で20㎝近く伸ばして植えるが(徒長苗で弱い)それに対し不耕起移植栽培では5.5葉で20㎝の成苗を目指し徒長癖がつかない丈夫な苗にするためです。