佐藤 健一 

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05月

5月11日田植えスタート

今年は天候がよく苗が順調に伸びすぎ機械植えの限界の20㎝になってしまい、昨年より2週間以上も早く田植えとなりました。この田植え機は、通常の田植え機の上に草刈り機のエンジンを載せ、植え付け爪の前に回転する歯を高速で回し、固い田んぼに溝を掘り、その溝に苗を植えるように改造したものです。現在購入できる専用の田植え機はこれしかありません。以前イセキで製造していた6条、8条の乗用田植え機は現在製造しておらず中古で手に入れるしかありません。

田植え田植え機

 

 

これは田植え後の田んぼですが、どうしてもまっすぐ植えれません。私の腕が悪いのが原因ですが、慣行栽培のように耕起して代掻きをしていませんので、でこぼこですし、溝を掘る歯の抵抗が左右一緒ではないのでいつの間にか曲がっています。2条植えではしょうがないとあきらめてます。

田植え後

 

 

この写真は左が不耕起栽培、右が慣行栽培の苗です。どちらも田植え前で約20㎝ですが不耕起栽培が成苗(本来は5.5葉ですが、今年は伸びすぎて4~5葉で田植えとなりました)慣行栽培は稚苗(2.5~3葉)で植えます。なにも説明しなくてもどちらの苗が丈夫か一目瞭然です。

田植え前の苗

 

 

田植え後の補植の様子です。後ろを開けて撮ったのは写真では見えませんがツバメが低空飛行でユスリカなどの虫を食べていたようです。全部で6~7羽くらいいました。不耕起栽培の田植えはどうしても植え付け精度が悪く補植をしなければなりません。2日間みっちりとやったので腰、ふともも、ふくらはぎがぼろぼろ状態です。でも昔は手植えだったのでよくやっていたと感心してしまいます。

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